大手チェーンのカフェなどでは、大規模な焙煎所でコーヒー豆をまとめて焙煎してから輸入しているお店が多くあります。その一方で、焙煎機を保有し自ら焙煎して提供するお店もあるのですが、そのような自家焙煎のカフェのことを「ロースタリーカフェ」といいます。
時間や手間が多くかかる自家焙煎に、なぜこだわる店があるのでしょうか。その理由は、美味しいコーヒーに必要な、「煎りたて・挽きたて・淹れたて」という3つの条件を満たすことができるからです。
焙煎したコーヒー豆は、時間が経つほどその鮮度は落ちていき、味も劣化してしまいます。そのため、自家焙煎によって3つの条件を満たしたコーヒーを提供できるロースタリーカフェは、美味しいコーヒーが飲めることから多くの人気を得ています。