コーヒーを目で楽しんだことはありますか。 多くの人は香りや味に注目しますが、実はコーヒーの色には多くの情報が隠されています。 豆の焙煎度合いや抽出方法、さらには味わいの特徴まで、コーヒーの色を見ることである程度知ることができます。 今回は、コーヒーの色の魅力についてご紹介します。 コーヒーの色は焙煎で決まる コーヒー豆は収穫された直後は緑色をしています。 これを「生豆(なままめ)」と呼びます。 生豆を焙煎すると、徐々に黄色から茶色へと変化し、最終的には濃い焦げ茶色になります。 【浅煎りの豆】 ・明るい茶色 ・酸味やフルーティーな香り 【深煎りの豆】 ・色が濃い ・苦味やコクが強い つまり、コーヒー豆の色を見るだけで、そのコーヒーがどのような味わいを持っているのかをある程度予想できるのです。 抽出されたコーヒーの色にも個性がある カップに注がれたコーヒーも、抽出方法によって色が異なります。 【ペーパードリップ】 ・透明感のある琥珀色 ・光にかざすと美しい輝きを見せる 【フレンチプレス】 ・コーヒーオイルが多く含まれる ・やや濃く深みのある色 【エスプレッソ】 ・濃厚な黒褐色 ・表面に「クレマ」と呼ばれる黄金色の泡が現れる 同じ豆を使っても抽出方法によって色合いが変化するため、コーヒーの見た目も楽しみのひとつといえるでしょう。 色と味わいの関係 コーヒーの色は味わいと深く関係しています。 【色が明るいコーヒー】 ・軽やかな口当たり ・柑橘系やベリー系を思わせる爽やかな酸味 【色が濃いコーヒー】 チョコレートやカカオ、ナッツのような香ばしさと重厚なコク もちろん色だけで味を完全に判断することはできませんが、コーヒー選びの参考には十分なります。 カフェでコーヒーを注文する際には、まず色を観察してみると新しい発見があるかもしれません。 クレマの色が示す品質 エスプレッソを楽しむ際には、表面のクレマの色にも注目してみましょう。 理想的なクレマは赤みを帯びた黄金色で、きめ細かく厚みがあります。 クレマが薄すぎたり色が極端に黒かったりすると、抽出条件や豆の鮮度に問題がある場合があります。 バリスタはクレマの色を見ながらエスプレッソの状態を確認しているのです。 コーヒーの色を楽しむ文化 ワインを色で楽しむように、コーヒーも色を観察することでより深く味わえます。 白いカップに注いで色の違いを見比べたり、自然光の下で透明感を楽しんだりすることで、普段とは違った視点からコーヒーを感じることができます。 コーヒーの色は単なる見た目ではなく、その一杯が持つ個性やストーリーを映し出しています。 次にコーヒーを飲むときは、まずカップの中の色に目を向けてみてください。 きっと香りや味わいだけでは気づかなかった、新たな魅力を発見できるはずです。 👉 BONGENCOFFEE | OFFICIAL SITEhttps://ginza-bongen.jp/