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コーヒーを使った簡単レシピ:コーヒーゼリーとコーヒークッキー

自宅で手軽に楽しめる“カフェ時間”を彩るレシピとして、今回は「コーヒーゼリー」と「コーヒークッキー」の2品をご紹介します。
どちらもシンプルな材料で作れ、コーヒー豆本来の風味を存分に楽しめるおやつです。
おうち時間をもっと豊かにしたい方、コーヒーが好きな方、ぜひチャレンジしてみてください。
コーヒーゼリー:大人の味わいを手軽に楽しむ
ぷるんとした食感とほろ苦さがクセになるコーヒーゼリーは、昔から喫茶店の定番デザート。自宅でも意外と簡単に作ることができます。
深煎りの豆を使えば、コクのある仕上がりになり、ミルクやクリームとの相性も抜群です。
材料(2〜3人分)
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深煎りコーヒー(抽出済み):300ml
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ゼラチンパウダー:5g
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水(ゼラチンをふやかす用):大さじ2
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砂糖:大さじ2(お好みで調整)
- 生クリームや練乳(トッピング用):適量
作り方
- ゼラチンを水でふやかしておきます(約5分)。
- 鍋に抽出したコーヒーと砂糖を入れ、弱火で温めます。砂糖が溶けたら火を止め、ふやかしたゼラチンを加えてよく混ぜます。
- 粗熱を取ったら容器に流し入れ、冷蔵庫で2時間以上冷やし固めます。
- 食べるときに、生クリームや練乳をかけて完成!
ポイント:使用するコーヒーは、香りと苦味のバランスが良い深煎りタイプがオススメ。ハンドドリップやフレンチプレスで丁寧に抽出すると、風味が引き立ちます。
※注意点:分量や冷やす時間はあくまで目安です。ご家庭の冷蔵庫の性能やコーヒーの濃さによって、固まり方や味に差が出ることがあります。お好みに合わせて、ゼラチンの量や甘さを微調整してみてください。
コーヒークッキー:サクッと香ばしい大人のおやつ
クッキーにコーヒーを練り込むことで、ほろ苦さと香ばしさが加わり、甘さ控えめの大人の味わいに。バターの風味とコーヒーの香りが絶妙にマッチします。冷凍保存も可能なので、多めに作っておくと便利です。
材料(約20枚分)
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無塩バター:100g(室温に戻す)
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砂糖:70g
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卵黄:1個分
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薄力粉:150g
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インスタントコーヒーまたはエスプレッソパウダー:小さじ1.5
- お湯:小さじ1(コーヒーを溶かす用)
作り方
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ボウルにバターを入れ、クリーム状になるまで泡立て器で混ぜます。
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砂糖を加え、白っぽくなるまでよくすり混ぜます。
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溶かしたコーヒー液と卵黄を加え、さらによく混ぜます。
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薄力粉をふるい入れ、ゴムベラでさっくりと混ぜて生地をまとめます。
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ラップに包んで冷蔵庫で30分〜1時間休ませます。
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生地を5mmほどの厚さに伸ばし、型で抜くか包丁でカット。
- 予熱したオーブンで170℃・15分前後焼けば完成!
アレンジ: チョコチップやナッツを加えると、よりリッチな味わいに。焙煎度の高い豆を使用すると風味が引き立ちます。
※注意点:焼き時間や温度はご家庭のオーブンによって差が出ます。クッキーの厚みや生地の水分量でも焼き上がりが変わるため様子を見て調整してください。焼きすぎに注意し、ふちがうっすら色づいたらOKです。また、分量は目安です。生地のかたさや甘さはお好みに合わせて、粉や牛乳、砂糖の量を加減してください。
コーヒーの選び方が味を決める
どちらのレシピも、コーヒー豆の品質や焙煎度によって味が大きく変わります。
たとえば、コーヒーゼリーには苦味とコクの強い深煎り豆、クッキーには香り高い中煎り豆がよく合います。豆から挽いて淹れることで、より芳醇な香りと風味を楽しむことができます。
ECショップで豆を選ぶ際は、「焙煎度」「産地」「挽き方」などをチェックしましょう。スイーツ用としておすすめなのは、グアテマラやブラジル産の豆。甘みとコクのバランスが良く、さまざまな料理に合わせやすいのが特徴です。
まとめ:コーヒーで広がる、おうちカフェの楽しみ方
コーヒーは、飲むだけでなくスイーツ作りにもぴったりな万能食材です。
今回ご紹介した「コーヒーゼリー」と「コーヒークッキー」は、どちらも手軽に作れて、コーヒー本来の風味をしっかり楽しめるレシピです。
豆の焙煎度や挽き方を変えることで、同じレシピでも味わいに個性が出るのも魅力の一つ。お気に入りの豆を見つけて、自分だけのアレンジで“食べるコーヒー”を楽しんでみてはいかがでしょうか。
日々の暮らしに、少しの工夫と香り豊かな一杯を。あなたらしいおうちカフェの時間を、ぜひ楽しんでください。